ノルアドレナリンの効果と早漏の関係について

早漏には、ノルアドレナリンという神経伝達物質が大きく関係しています。ノルアドレナリンが分泌されると交感神経が活性化させるため、集中力や心臓の働きが高まり、血圧が上昇して、緊張しているような状態になります。
しかしストレスが溜まったり、精神的な不安を感じた時にはノルアドレナリンが分泌され過ぎてしまい、脳内が過剰な興奮状態となり情報の混乱が生じます。その結果、脳に送る射精信号が異常に早く伝達されてしまい、早漏を引き起こします。
セロトニンには精神を安定させる役割があり、ノルアドレナリンが過剰に分泌されたことで興奮状態に陥った脳を、鎮静させる効果があります。セロトニンは1秒間に2、3回の周期で分泌され続けている物質ですが、早漏の場合、様々な要因でその分泌量が減少している可能性があります。そもそも日本人男性は遺伝子の関係上、生まれつきセロトニンの分泌が少ないため、比較的早漏になりやすい傾向がみられます。
セロトニンの分泌を増やすためには、良質な睡眠をとる、運動をしてセロトニン神経を活性化させる、精神的なストレスの解消に努めるなど、生活習慣の見直しが最優先の課題です。
また、栄養バランスの取れた食生活を心がけることでセロトニンの分泌を促す効果が期待できます。とくにアミノ酸の一種であるトリプトファンは、セロトニンの原料になると言われています。トリプトファンを含む代表的な食材は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、豆腐や味噌、納豆などの大豆製品、カツオやマグロなどの魚類が挙げられます。
セロトニンはビタミンB6やナイアシン、マグネシウムからも合成されるため、ビタミンB6を多く含むニンニクや、ナイアシンを含むきのこ類、マグネシウムを豊富に含むひじきやワカメなども積極的に取り入れることで、より大きな効果が期待できます。